2022修習ガイダンス開催連絡

皆さまこんにちは。修習技術者支援委員会の副委員長を仰せつかっております片岡と申しま

す。本日は5/14(土)13:00から開催いたします、2022修習ガイダンスの開催連絡をさせて

いただきます。

今年のガイダンスは、「IPD」がテーマです。

一次試験合格・JABEE課程修了・過去に一次試験を合格して技術士を目指しているみなさん、

そして修習技術者を指導する立場であったり、他部門を受験する予定の技術士のみなさん。

技術士への道を示す「技術士を目指そう 修習ガイダンス2022」、今年は5月14日(土)で

す。エントリーは済みましたか?

https://www.engineer.or.jp/c_topics/008/008589.html

主テーマは?

今年のガイダンスのテーマは「初期専門能力開発(IPD:Initial Professional Development)

を考える」です。2019年度より技術士第二次試験が改正され、技術士に求められる資質能力

(コンピテンシー)が新たに示されました。技術士を目指すにはコンピテンシーを獲得するこ

と、自分の資質能力の向上が求められています。

また、筆記試験や口頭試験の内容も、従来は知識や経験を問うものでしたが、現在はコンピテ

ンシーの高さを問うものとなっています。今や技術士試験は「技術士として社会の課題に対応

できるのか?」ということを確認するものに変化しております。技術士はゴールの資格ではあ

りません。スタートの資格です。技術士試験はスタートできる基準を満たしているのか確認す

る試験になったのです!!

<筆記試験>

・ 知識 ⇒ 応用能力・問題解決能力・課題遂行能力

<口頭試験>

・ 経験 ⇒ 実務能力:コミュニケーション・リーダーシップ・継続研さん

これらのコンピテンシーを習得するための初期段階の取組みについて、各自が考えるきっかけ

となることがガイダンスのテーマです。そして、技術士に合格するだけではなく、技術士取得

後のその先をイメージしていただくことを目的としております。

ガイダンスのプログラム構成は?

ガイダンスプログラム構成のポイントは、「コンピテンシーは、どのように習得することがで

きるのか?」、「コンピテンシーの価値、IPD活動の意義とは何か?」です。

委員長講演

ガイダンスの第一部「委員長講演」では、技術士の本質や実社会から技術士に求められている

・『資質能力(コンピテンシー)』とは何か?

・『IPDの目的、意義』とは何か?

・『コンピテンシーの価値』とは何か?

以上のような、技術士を目指す皆様にとって、ためになることをお話しする予定です。また、

委員長自らのIPD活動や業務での体験・経験、そしてご自身のCPD活動から得られた知見をも

とにお話しするので、IPD活動やコンピテンシーを自分へ落とし込み、解釈するためのヒント

になります。

パネルセッション

ガイダンスの第二部「パネルセッション」では、4名の技術士に登壇いただき、皆様がIPD活動

をどのように行えば良いか?との問いのヒントになることをお話しする予定です。また、現在

どのような活動をされているのか、皆さまが技術士になったあとの活動のヒントになることも

お話しする予定です。

シニア、女性、中堅、若手の技術士の方が、皆さまの考えや経験をもとに貴重なお話をいたし

ます。例えば、

・今や世界は多様性の時代です、しかし、アンコンシャスバイアスというものがあることを考

えたことはありますか?女性技術士の活躍を知りたいと思いませんか?

・今や世界的な課題となっている福島第一原発事故関連で、これから技術士がどのように貢献

していかなければならないのか?技術士の使命を知りたいと思いませんか?彼のコンピテンシ

ー獲得はどのような研さんから得ることができたのか?知りたいと思いませんか?

・30歳で合格した若手の技術士の方のコンピテンシーを感じてみたいと思いませんか?彼が考

える社会の課題対応とは何か?知りたいと思いませんか?

・コンピテンシーを獲得・発揮することで独立開業することができた話を聞いてみたいと思い

ませんか?

・実は、コンピテンシーは普段の生活の中に埋もれていることを知りたいと思いませんか?

以上のような、この場でしか知ることができない情報を提供いたします。

最後に

さらに、ガイダンス終了後会場にて、技術士会関係者と名刺交換等の時間を設けます。

(会場のみ、コロナの影響によりWebのみとなることもあります)

詳しくは、

https://www.engineer.or.jp/c_topics/008/008589.html

をご参照ください。

みなさまの参加をお待ちしています。

修習技術者支援委員会 修習ガイダンス実行チーム