技術士を目指そう 修習技術者ガイダンス2022


2022年5月14日(土)(13時~17時)、Webおよび機械振興会館にて「技術士を目指そう 修習技術者ガイダンス2022」を開催いたしました。このブログでは、ガイダンスの模様を若干の感想を交えご紹介いたします。

目次

  1. 開催の目的、今年のテーマ
  2. ガイダンスのプログラム

 2-1 開会ご挨拶 技術士会副会長 河津宏志研修委員会委員長祝辞
 2-2 修習技術者支援委員会 阿部修一委員長講演
 2-3 青年技術士支援委員会 河野恭彦委員長祝辞
 2-4 パネルセッション(第一部、自己紹介)
     徳原 俊介(技術士 上下水道部門)
     河野 恭彦(技術士 原子力・放射線部門)
     池田 紀子(技術士 応用理学部門)
     阿部 修一(技術士 電気電子部門)
  2-5 パネルセッション(第二部、Qごとのセッション)
     技術士によるセッション(モデレータ 片岡陽一 技術士 電気電子部門)

   Q1 IPD(初期専門能力開発)の期間になにをどのように勉強したのか?
    Q2 IPDの期間に技術士会を活用する、とは?(青年、男女、修習)
    Q3 コンピテンシーとはなにか?
    Q4 合格にむけてどのようにIPD を行うか?

2-6 閉会の挨拶 修習技術者支援委員会 松藤洋照副委員長


3 ガイダンス ポストクレジットシーン
3-1 機械振興会館(技術士会の入居するビル)
3-2 6Fでの受付の様子
3-3 開催準備の模様
3-4 コロナ感染拡大防止対策
3-5 総合司会進行
3-6 名刺交換会

1 開催の目的、今年のガイダンスのテーマ

1.開催の目的、今年のガイダンスのテーマ
技術士資格の取得には、一定以上の業務経験を経て技術士第二次試験に合格する必要があり、その過程を「修習技術者」として研鑽を積む期間です。
日本技術士会には、修習技術者として研鑽するにあたりそれを支援する体制、広い見識と深い専門技術が得られる人的ネットワークがあります。
これらを活用していただくために、技術士制度のガイダンスを実施しております。
2019年度より技術士第二次試験が改正され技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)が新たに示されたことを受け、今回の修習技術者ガイダンスでは、コンピテンシーを習得するための初期段階の取組みについて考えるきっかけとなることをテーマといたしました。

2 ガイダンスのプログラム


2.ガイダンスのプログラム
2-1開会、技術士会副会長 河津氏祝辞
開会宣言ののち、技術士会副会長であり、かつ、研修委員会の委員長である河津宏志氏よりご挨拶があり、一次試験合格やJABEE課程を修了されこれから技術士を目指す方々に、求められている技術士像の説明や、高い意識をもって修習期間を取組み、技術士を目指してほしい旨、エールが送られました。


祝辞 日本技術士会 副会長 河津氏



2-2 修習技術者支援委員会 阿部委員長講演
講演の骨子は、次の3点でした。(1)技術士制度と技術士法:技術士とはどうゆう存在なのか、第二次試験の説明:試験で問われるコンピテンシーについての説明、(2)修習方法、修習支援体制について:修習技術者は何を学ばなければならないのか、(3)IPDの意義について:IPDを行う意義や価値について、説明されました。


阿部委員長



講演の中では、技術士の本質や、実社会が技術士に求めている『資質能力(コンピテンシー)』とは何かなど、技術士を目指す方々のためになることを丁寧にご自身の言葉でお話しになっています。
特に「コンピテンシーとはなにか、それをどのように獲得し、自己成長を成し遂げてきたか」について、顧客企業との間の業務に関するご自身の経験に基づき、話されています。(この部分は資料では公表資料では割愛されています。)参加された方はそれぞれに響くところがあったかと思います。
公共性の視点から、トラブルを事前に想定した設計業務のお話しでは、私も考えさせられました。顧客企業は社会性の高い企業ですが、その顧客企業のご担当から見れば『(いま検討するのではなく)先延ばししたかったこと』しかし、『検証しておかなければ事故につながりかねない可能性が潜んでいた部分』にきちんと向き合い、結果、顧客企業のご担当にとっても、かつ、将来にとっても良い結果となったことを伺いました。これらは、華々しく外部に発表されることはありませんが(もちろん事故が起これば問題になります)技術士であったからこその「組織の利益」より「公衆の安全を優先」する倫理性が表出された出来事だと感じました。

2-3 青年技術士交流委員会河野委員長祝辞

「本日の修習ガイダンス2022におけるパネル討論では、技術士第2次試験までの実体験をお話しさせて頂きます。本経験が今後の皆様にとって2次試験合格を掴み取るきっかけやヒント、そしてモチベーションの向上につながれば大変嬉しく思います。なお、私が所属する青年委員会では45歳以下の若手技術者をいつでも募集しております。ほぼ毎月イベントを鋭意企画しておりますので、ご興味のある方は、青年委員会のSNSや日本技術士会のCPD行事表をご参照の上、ぜひご参加ください。」
と祝辞を述べられました。


河野委員長 祝辞



2-4 パネルセッション(第一部)
4名の技術士に登壇いただき、皆様がIPD活動をどのように行えば良いか?との問いの
ヒントになることをお話ししています。まず、各自より10分程度で自己紹介をいただきました。

パネルセッション

<パネリスト自己紹介の要約>
【徳原さん】受験者の平均年齢よりずっと若く技術士を取得。徳原氏は街づくりに興味があり、都市工学を学ぶ中で、水インフラを持続させるという社会的課題の重要さを知り、生涯にわたり関わっていく仕事と感じたとのこと。入社初年度には一次試験に合格し、4年後の二次試験受験を受験。受験のための勉強ではなく、今の業務上での課題を通じ体系的に知識をまとめることで業務と受験対策を兼ねた能力向上を図った。技術士取得により、顧客である水道局やコンサル会社より「真面目に努力をしている人」との印象を持たれていること、技術士となって得られたことやご自分の意識の変化などをご紹介され、若く技術士を取得するメリットをお話しになりました。
【河野さん】多くの方が二次試験の勉強法について試行錯誤している中、河野さんは、自身の業務そのものを学習の機会として捉え、効果的に学び、コンピテンシーを獲得しました。「世界に通用する技術者を目指して」をテーマに、どのように技術士としての実力を上げていくか、ご自身の実例よりお話しになりました。大切な点は、「自らの業務を深く考え、わからないところを納得するまで調べること」だと述べられました。現在は、青年技術士支援委員会の委員長であり、委員会の活動を紹介しつつ技術士会に入るメリットを話されました。
【池田さん】「多様性で進化する」をキーワードに、「日々の業務が勉強」で学習の質を高めモチベーションを維持するために仲間を得ることはとても重要であるとの考えから、男女委員会にてコミュニティの場を積極的に企画・提供しています。また、人には「アンコンシャス・バイアス」があり、自らの可能性を制限しているとの問題意識を持ち、ダイバーシティ&インクルージョンさらに公平(エクイティ)を進めたいと考えており、そのための技術サロン活動を推進していることを具体的に説明されました。さらに研修委員会IPDWGでの最新の検討状況などをお話しされました。
【阿部さん】直前の委員長講演を経て、技術士合格するために何を身に着ける必要があるかを様々な視点よりお話しされました。技術士に求められているコンピテンシーは実践で活用されるべき「総合力」であるとの考えから、コンピテンシーを効果的に獲得するには「自己の業務を振り返り、フィードバック・反省をすることで次につながる」、と詳しくご説明され、技術士会の修習委員会、男女委員会、青年委員会ではこのための様々なメニューを用意していることを具体的に紹介されました。

2-5 パネルセッション(第二部 Qごとのセッション)
 Q1 IPD(初期専門能力開発)の期間になにをどのように勉強したのか?
【モデレータ】先ほどの自己紹介で述べられていた勉強法で「俯瞰的に」について、もう少し詳しくお話しください。

【徳原さん】俯瞰的に取り組むことがとても大切で、私の技術分野である上下水道の例で言うと、(私は電気関係ですが)機械の動きを原理から勉強し、専門の電気システムを含めたシステム全体の効率化を考えることが、俯瞰的に考えることに当たると思います。

【モデレータ】河野さんの勉強法もとても印象的です。日頃の業務を学習の場として活かすことについて、もう少し具体的にお話しいただけませんか?

【河野さん】普段の業務には課題や改善しなければならないことが多くあります。漫然と前任者の業務を継続するのではなく、今の時代ではどのように改善できるかを追及することが大切であると思います。例えば、設備管理の例で言うと、従来は温度を指標に管理されていたとしても、新しい設備に更新した場合、従来通りの管理方法ではなく、今の時代のあったやり方を検討することなどが大切であると考えます。

【阿部さん】その通りで、今の時代にあった改善を見抜くことは技術者にとってとても重要なポイントだ。この「考えながら進める」ことがまさに日頃の業務を活用した学習にもつながる。

【モデレータ】お三方に共通しているのは、自分の分野に閉じこもらず、システム全体を俯瞰し、漫然と業務をせず、今の時代どうあるべきかを考えながら業務を進める上で、その課題を探求することが、自己の能力向上につながっている点だと思いました。

Q2 IPDの期間に技術士会を活用することで「もっと勉強がはかどる?」(青年、男女、修習)
【モデレータ】皆さんは技術士会の委員会にご所属され、技術士を目指す方々への学習の機会を提供されていますが、二次試験に向けた勉強を進める上で、これらをどのように活用できると考えておられますか?

【徳原さん】勉強は、本を読んだりすることが中心と思われがちだが、実は「きっかけ」を得ることの方か重要です。青年委員会に入り仲間と話すことで、勉強を始めたり深めたりする「きっかけ」が得られます。

【河野さん】委員長の立場らか、同世代の人と協力しながらイベントを成し遂げるなど、業務のスキルアップにもつながる経験ができる点も重要だと考えています。

【池田さん】男女委員会では女性技術士を増やしたい。最近若い女性の技術士が増え始めています。エンジニアリング部門でも女性が求められています。日本では「アンコンシャス・バイアス」があり世界的に見ても女性の進出が遅れていますが、一方で多様性の高い組織の方がより成果が上がっています(データにてご説明)。このように、世界の状況から日本は遅れてしまっておりますが、これからの日本を考えると女性がもっとエンジニアリング分野に参画することが重要です。
男女の違いに限らず、多様性の観点では、例えば、欧米的な視点では役割を決めるとその役割しか見ませんが、アジア的な視点では「関係性」にも注目しています。関係性を考えたほうがより広く俯瞰的に全体を把握することができます。ぜひ委員会のイベントやサロンに参加してください。

【阿部さん】
修習委員会では、8つのコンピテンシーに沿ってテーマを設定し、毎月研修会を行っています。8つとは言いますが、これらは個別ではなく、総合力であると言えます。この総合力を高めるため、高名な先生による講演だけではなく、5~6名でのグループディスカッションを行っています。
特に、研修会のような“OFF”(業務とは違う場)をもち、検討を深める“訓練”をしておくことが、たとえば、二次試験で出された問題等に余裕をもって対応するうえで重要であると思われます。

Q3 コンピテンシーとはなにか?
【モデレータ】コンピテンシーは、バラバラにあるのではなく「総合力だ」と述べられましたが、エンジニアリング活動を進めるうえで、総合力の重要さについて詳しくご説明くださいませんか?

【阿部さん】コンピテンシーは、コミュニケーションなどをそれぞれ個別で考えるのではなく、総合力として考えます。例えば、先ほどの委員長講演の例でも挙げましたが、エンジニアリングの分野の業務では、何らかの問題の発生が予想された場合、他分野との協調が重要です。徳原さんも強調されていましたが、具体的な視点から同様に自己の専門分野だけではなく、他分野も含めた俯瞰的な見方が必要で、他分野の方々と協同・協調するためにもそれらの基礎的なことを理解しておくように研鑽しておくのが良いと思います。
また、そのベースには技術者倫理があると思います。安全や公共の福祉を考えると、さらにマネジメント能力、つまりお金をかければよいわけではなく、予算と納期、性能の整合性が必要です。

【徳原さん】私の考える総合力としてのコンピテンシーには、「ものごとの背景を理解している」ことが含まれると思います。背景をわかっていないと、結局、仕様書をよく読んで「仕様書通り」に実施していくしかありませんが、さらに技術士としての視点を持ってみると、「なぜこの仕様になっているのか」「システム全体から見てどうか」などより高い視点で業務に取組むことができると思っています。

【河野さん】私も技術士として倫理観をもって仕事に取り組む姿勢が重要と考えています。社会に対してどのように貢献していくか、まさに技術士に求められていることです。技術士二次試験は、それが一定のレベルに達したかを試験されます。合格してからも社会・国内外から求められることを考え、実践していくことが、技術士に要求される倫理観と思います。

【池田さん】倫理には、技術倫理「テクノロジーの面」と技術者倫理「人の面」の両方があります。男性の方も女性の方も技術倫理は同じ考えになるかもしれませんが、技術者倫理とし男女として考えることが重要です。男女の多様性をより受け入れやすくなると思います。



 Q4 合格にむけてどのようにIPD を行うか
【モデレータ】 IEA GA&PCで掲げられているPC(プロフェッショナル・コンピテンシー)は、専門職のエンジニアが身につけ、さらに維持・向上させていくことが求められる必須の要素であり、またコンピテンシーは、世界標準としてエンジニアの領域に限らず幅広い領域で認知が進んでいる概念です。IEA GA&PC第4版の翻訳が進められ、本年3月末に技術会HPにて公開されました。https://www.engineer.or.jp/c_topics/008/008620.html
もう少し詳しくお話しくださいませんか?

【池田さん】IEAではGA&PCのグローバル基準を10年ぶりに見直しました。(スライドにてご説明)この目的は、現在の価値観と雇用主のニーズを反映した「知識」「スキル」「態度」「価値観」を再定義することです。ここには2つの要件が反映されています。新しい技術とエンジニアリング分野、および新しい教育と価値観、持続可能な開発です。
技術者のあるべき姿「5つのステージ」をお話ししましたが、IPDは第2のステージ(修習技術者がいるステージ)です。このステージは、「補助的役割」から個人やチームの責任を担い「専門職として登録に必要な水準」を示すことができるようになることが目標です。
IPDシステムがより有効に活用できるように、技術士会でも努力しています。


【阿部さん】若手だけではなく、シニアであってもIPDが必要です。「仕事を任せられる」レベルに達することが求められますが、シニアであっても自分に不足しているところがあるものです。そのために自己分析(強み・弱み・機会・脅威)をしてください。池田さんの講演にもありましたが、負の側面であっても機会としてみることできるかもしれない。また、反省・復習・フィードバックが不可欠です。私も修習委員会の研修会に参加したのち、反省や復習をしました。これが結果的に業務にも役に立っており、同時の自己の能力向上にもつながっています。
技術士になった後は、CPDです。IPDは支援者の支援を受ける場合がありますが、CPDでは一人で計画を立てPDCAを回していくことになります。
技術士試験は、他の資格と違い総合力が試されている試験だと思います。この人に複合的な問題の解決能力があるかを試されています。
 修習ガイドブック(https://www.engineer.or.jp/c_topics/003/003637.html)には強み・弱みなどの自己分析など詳しく記載されています。自分で具体的にガイドブックに沿って、目標立てからやってみる。ご自身のことだからできるだけ具体的に記録を取って、評価し、また計画を立て、自分用にやってみると自分の今のレベルが見え、目標までのギャップが把握できます。

【モデレータ】セッションを通してみてみますと、皆さんで共通していることは、「キャリア目標を自分で立てている」ことが技術士になる人と単なる技術者との違いだとおもいます。計画を立て、記録を取って評価しフィードバックすることが、技術士の業務のポイントですね。

【河野さん】「世界に通じる」ためには、という視点からお話しします。福島原発の廃炉に向けて多くの課題があり、国内だけではすべて解決できません。海外の研究者も招き、国際協力プロジェクトを進めています。グローバルな基準を習得し、さらに自身を高めていく技術者を私はこれからも目指していきたいと考えています。私の場合の強み・弱みでいえば、海外留学の経験もあり多様な文化を理解し海外の技術者と協調できる点では強みですが、廃炉に向けて具体的な技術面ではまだまだ私自身知識不足の面もあることが弱みであり、今後この弱みを克服していきたいと思っています。これらを意識しながら、どのように社会に貢献していくことができるのかを考えながら業務等を進めたいと考えています。

【徳原さん】水資源の持続化を目指す観点では、自分は、ジェネラリスト寄りである点が弱みだと思っています。上下水道の水処理技術の個々についてはそれぞれに専門の方がおり、それらの方々とどのように協調し最適なシステムに仕上げていくかがポイントで、このためジェネラリスト能力を意識して向上させ、強みに変えていきたいと考えています。

【Web・会場質問】Q1リーダシップを発揮するとは、Q2 修習研修会での発表と守秘義務について、Q3 技術者倫理の有用性と社会への影響の線引きについて、それぞれ回答。

【モデレータ】本日のセッションをまとめますと3点+1点になるかとおもいます。
1.複合的なエンジニアリング問題を解ける技術者が技術士である。技術分野を体系的に俯瞰すること、この時、複数の観点をもって整理すると、“厚み”が出る。
2.特別な勉強をすることよりも日頃の業務を活かすこと。日頃の業務の中に、現在社内にとって重要な課題が必ずある。
3.「専門」+「コンピテンシー」を総合力として考え、常にレベルアップを図ること
そして、これら3点を進めるため、より高い視点を広い視野や「きっかけ」を得るため、技術士会(青年委員会、男女委員会、修習委員会)を活用する。
セッションへのご参加ありがとうございました。

2-6 閉会の挨拶
松藤 洋照副委員長(技術士 建設部門)より閉会の挨拶がありました。技術士として自分がどれだけ成長できたかを“測る”バロメーターとして“周囲の人が自分を見る目が変わる”ことを挙げられていたのは印象的でした。(紙面の都合で短いですが、以下に記載します)

閉会の挨拶 松藤 洋照 副委員長(技術士 建設部門)


IPDについては初めて聞く方も多いかと思いますが、研鑽を進めるうえで重要な点です。
本日のガイダンスではコンピテンシーの獲得について多くのお話しをいただきました。私自身は、「自分になにができるのか」、「どのように研鑽を続けるのか」、を考え続けることが重要だと思って、日々の業務に取組んでいます。
私自身が、コンピテンシーを積むにあたって、その成果や能力が向上していることの確認の仕方、つまりGAPの埋め方としては「周りが自分を見る目がどう変わってきたのか」ではないかと思います。私自身でも、研鑽をつむにあたり周りが自分を見る目が変わってきたことを実感できました。
技術士は中間目標ではありますが、合格するには結構な労力と犠牲にすることもあります。技術士に合格されましたら、自分をねぎらってあげることも、その後の継続のための秘訣だと感じました。
青年・男女・修習の研修会に参加され、また合格された後は技術士会にて一緒に活動できることを心待ちにしております。本日は長時間のご参加ありがとうございました。

3 ポストクレジットシーン

3 ポストクレジットシーン
実は、ガイダンスは、修習技術士支援委員会の委員が100%ボランティアで行っています。このボランティアは「恩送り」です。修習技術者支援委員会で指導いただき、技術士試験に合格できたので、この恩を「次を担う方」に送りたいとの思いです。
3-1 機械振興会館
髙橋さん(技術士 電気電子部門)が1F入り口でお出迎えです。
迷う人がいないように、東京タワー横の「機械振興開会館ビル」入口でご案内


3-2 受付
 会場の参加者に受付し、資料をお渡ししています。


3-3 準備の模様
 会場内に有線LANを敷設し、Webでの参加者が安定してホスト接続できるように工夫しています。

3-4 コロナ感染拡大防止
会場では、人と人の間を十分にとり、全員マスクで参加です。

会場の模様 (コロナ対策ですが、かなりゆったりで配置)



3-5 総合司会進行
司会進行は加藤さん(技術士 電気電子部門)です。

総合司会進行 加藤さん(技術士 電気電子部門)


3-6 名刺交換会
コロナ以前は、軽食を取りながらの情報交流会を行っておりこれから技術士を目指す方々にとって、技術士会との接点となる良い機会でしたが、昨年は中止、今年は、短時間の名刺交換会といたしました。
大技連の方や各部会の主だった方が参加され、会場で名刺交換等和やかに行われました。


来年は、大々的に情報交流会が行われるようになることを祈念しつつ、長いブログを終了いたします。(最後までお読みいただき、ありがとうございます。by 片岡)