ブログをご覧になっている皆様、こんにちは !
1 2月度ブログ担当 は修習技術者支援委員会 壱岐です。
今回の課題、講師は以下の通りです。
○課題
なぜ正しい説明が伝わらないのか?
聞かない相手を動かす!「心理と言葉の使い方」
「正論が通じない。もう話しても無駄!」と心の底で、ついイライラしてしまっていませんか? そんな状況下でも、多種多様なひとたちと仕事の成果を出さなければいけません。今回の研修会では、相手に伝わる説明の仕方や、心理背景の読み取り方、タイプ別の関わり方や雑談のコツまで、現場で役立つ実践的なワークを盛りだくさんの内容でした。
○講師:柳沼佐千子 (やぎぬま さちこ)先生 (印象エキスパート株式会社 代表取締役)
著書には『空気を読まずに0.1秒で好かれる方法』など
司会進行は、修習技術者支援委員の壱岐が務め、機会振興会館の会場参加とオンライン参加の11名により開催されました。
研修会
1 講師自己紹介
なぜ正しい説明が伝わらないのか?聞かない相手を動かす!「心理と言葉の使い方」をテーマとして柳沼先生による研修がはじまりました。

まず、講師の自己紹介があり、プロゴルファーを目指して海外へ渡り、帰国後はラジオのパーソナリティーやケーブルテレビで自らカメラを持ち取材もしながらアナウンサーを務めてこら れたとのこと。
そのような人生において、人間関係に悩み、コミュニケーション、会話、心理学、脳科学などの研究と 実践を繰り返し、独自に編み出した、誰でもできる好感度アップの手法を提供し続けておられるそうです。
ご自身の経歴を紹介しつつ、会場の緊張をほぐしつかみはOKと、さすがです。
2 アイスブレイク
会場全体の緊張をほぐした後は、アイスブレイクとして初対面の方々もいる研修参加者同士の緊張感を和らげる時間でした。
テーマは「おにぎりの具は何が好きか?」で、会場、オンラインのそれぞれでグループを作り、意見を出し合います。
おにぎりの具と研修と何の関係があるの?と感じる方も居たかと思いますが、 ほんの数分で打ち解けた感じでした。
3 雑談が無駄、雑談は大切 あなたはどっち派?
グループシェアとして、グループ内で雑談について成功や失敗の体験、雑談に対する思いなどについて話してもらい、メンバーで共有しました。
雑談について、人によって積極的に話す人も居れば、挨拶程度で話が繋がらない人、雑談することそのものが苦手な人もいるなどそれぞれでした。
このあと、「時間の無駄!!な雑談を楽しんでいる人たちが、仕事の成果が出てしまう「脳の仕組み」」の知識の講義がありました。
集中作業中ではない雑談や休憩中に、脳の「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」が活性化することにより、既存の知識を無意識に結合し、革新的なアイデア創出や問題解決に貢献することや、誰が何に詳しいかという「非公式な情報」の修習などに役立つとのことでした。
自分でも一生懸命考えても進まないとき、ふと休憩で自販機の前で雑談(愚痴?)をしている時などに、アイデアが浮かぶようなことがあったように思います。
4 打ち解けるのが素早くなる!会話のきっかけ(スタート)の作り方
雑談や仕事の最初の時など、会話のきっかけとして天気の話が多いが、「今日は寒いですね」、「そうですね」など1往復で終わってしまうこともあります。
会話を続け打ち解けるのが早くなる会話のきっかけとして、相手が考える質問をして答えてもらい、その答えに対して傾聴し共感(アクションを交えると効果大)するように返すことにより、相手が自分をよく感じていると感じさせることで打ち解けるのが早くなるとのことでした。

5 正論で伝えたのに、なぜ相手は怒り出すのか?
会話において、正論で話しているのに相手が乗ってこない、あるいは反発してしまう場合もあります。
人はそれぞれ感情があり、話を聞き物事を判断する場合でも論理的な思考だけで無く、人によっては感情的な判断が前面にでる方もいるとのこと。相手のタイプにより伝え方に工夫が必要とのことでした。
ワークとして、参加者がそれぞれチェックリストにより行動と意思決定の軸について、結論重視のタイプかプロセス重視のタイプか判定を行いました。
自分のタイプはある程度解ったところですが、相手のタイプが解らないことにはこの知識を生かせないので、事前の情報収集、話しながら判定するなど可能な限り相手のタイプについて把握することが有効と考えられます。
研修会の休憩中の雑談として、傾聴と共感、正論を伝えているのに相手が怒り出すことの身近な例として、家庭で妻(おそらくこの場合はプロセス重視タイプ)からいろいろ話しかけられ、課題と思われることに対する対応方法、解決策を一生懸命考えて答えているのに、「ちっとも話を聞いてくれない」と怒り出す場合があるとのこと。(思い当たる節がある方も多いのでは)
このような場合はすぐに答えを伝えるのでは無く、まずはじっくり聴き、そうだね、大変だねと共感することから始めることが円満のこつとのことでした。
6 評価がぐんと上がる!頭がいい」と思われる伝え方
会議時間の変更の伝え方を題材として、伝え方の研修です。
伝え方の基礎としては、結論を先に言って理由や比較検討案や具体例、最後に結論を再確認することが良いとされているとのこと。
会議時間の変更をケーススタディーとして、変更された時間だけ伝えれば要件は足りるが、伝えられたメンバーも自分の予定があるため、素直に受け入れられない場合もあります。
人間には感情があり、論理より感情が先行する場合もあることから、会議時間の変更を伝えるような場合には相手をおもんばかり共感を得られるような伝え方をするとトラブルを回避しともに行動してもらいやすくなるとのことでした。
7 集合写真

8 情報交換会
研修会終了後、懇親会会場(居酒屋)に場所を移し情報交換会を開催しました。先生にも参加いただき、研修会以上に楽しく語り合いました。
Web参加者もオンラインで情報交換会を開催しており、最近では居酒屋にもタブレットを持ち込みオンライン情報交換会とのハイブリッドでの開催となっております。 (12月の参加者11名)

9 終わりに
今回の研修会では、講師による講演とグループワーク(グループシェア)でお互いの意識、経験を共有しながら学習する内容となりました。
雑談をはじめとして、会話のきっかけの作り方、会話を1往復で終わらせないためのノウハウ、相手のタイプによる攻略法(会話の持って行き方)などを学びました。
これまで、自分でも仕事のはじめなどに雑談から入り、相手との調整、交渉などなんとなくというか自己流で行ってまいりました。今回の研修を通じて会話のノウハウやタイプ別の攻略方法などについて、心理学や脳科学などの面から「なぜそのようにすることが良いのか」を聴く度に納得の連続でした。
雑談そのものが苦手な方でも、今回のノウハウを知り苦手意識の軽減に繋がったのではないでしょうか。
ビジネススキルとしてすぐに実践で役立つ講演をいただいき、柳沼先生に感謝申し上げます。
また、研修会の段取り運営、Web会議を運営いただいた修習委員の皆様に感謝いたします。
(修習技術者支援委員会 壱岐 宏)